スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

私のヒロイン


私のばあちゃんは大正元年生まれ。大正、昭和、平成の3つの時代を見てきた人だ。もちろん戦争も経験しているのでサバイバルの達人である。
口癖は「もったいない、もったいない!」

ばあちゃんの節約ポリシーは半端じゃなかった。ある日、私の母が捨てた賞味期限切れのちくわをゴミ箱から拾って冷蔵庫へ戻してしまったのだ!さすが、ばあちゃん。特に食べ物は捨てられない。米粒も1つでも残さない。残すと目がつぶれるぞ!と教えられた記憶がある。
また、スーパーでもらう買い物袋は洗って干して再利用は当たり前。
穴の開いた洋服は繕って続けて着るのが普通。新しい洋服は持っていてももったいなくて着れないのだ。

家の畑で野菜や草花を自給自足し、さらにそれらを80歳過ぎてからもカートで市場まで歩いて(7~8kmを徒歩で往復)売りに行っていた。
こうして身体を動かし、頭を使って(お金の計算)いたせいか家中で一番健康な人なのだ!血圧がちょっと高いくらいで病気をしたことがない。せいぜい風邪をひくくらい。(怪我や目の手術の経験はあるけれど)

そんなばあちゃんもつい2ヶ月ほど前から老衰で寝たきりになってしまった。でもそれまでは自力でトイレに行ってたし、頭もしっかりしていたらしい。最近は時々ボケてしまって、家族が誰かもわからないときがあるらしい。きっと私のこともわからなくなったのかな?
せめて、娘を連れて帰国するまでは元気でいて欲しい...

そう思ってた矢先にばあちゃんは逝ってしまった。
約1世紀を生きたすごい人。
20歳でじいちゃんのもとへ嫁ぎ、6人の子供を戦争を切り抜けながら育て、94歳まで病気らしい病気もせず、極力人の世話になるのを嫌った人。
ばあちゃんが逝ったのは日曜日の早朝。きっとみんなになるべく迷惑をかけない曜日、時間を選んだんだと思う。最後まで人に迷惑をかけないことを貫き通すかのように。ばあちゃんらしい。
とっても格好いい生き方を全うしたと思う。

最後は息子と嫁(私の両親)に看病されながら自宅で最後を迎えた。
現役の頃は家のことなど一切しなかった父が、ばあちゃんの下の世話をしていたのには驚いた!父は最後の親孝行のつもりでやっていたらしい。全然、苦にならなかったと嬉しそうに言った父の声がとても印象的だった。私の知らない父の一面をみた思いがする。以外にも愛情溢れる人だったんだなぁ~と。もっと愛情表現が不器用な人だと思っていたので、今回の父の親孝行はとても微笑ましいことだった。

本当はばあちゃんを見送りに帰りたかったけど、乳飲み子を抱え1人で帰ることもできず、娘を連れて帰るにもまだパスポートがないので無理。
ばあちゃんには本当に申し訳ないけど、遠い空から祈るしかなかった。

ばあちゃん、子供の頃に育ててくれてありがとう!
言わずと、いろいろ教えてもらってありがとう!
私もばあちゃんみたいに生きようと思う!
ばあちゃんはずーっと、ずっと私のヒロインだからね!
ばあちゃんは私の自慢の人だからね!

じゃあ、またね、ばあちゃん!
あの世のじいちゃんによろしくね!
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

すごいね、ちょっぺさんのばあちゃん!私も、見習いたいです。戦争を経験している日本の女性って、やっぱり強いです。沖縄の女性、世界でもち長寿といわれている彼女達も、ちょっぺさんのばあちゃんみたいな方たちなんだろうね。
ちょっぺさんの、お父さんの言葉が、私にも、ちょっと、しんみり、でも、なんだか、心地よく聞こえました。親孝行できることは、しあわせなんだよね。私も、将来を考えてしまします、親元はなれているから...なんて。
体も、精神も、きっちりやっていくことが、きっとちょっぺさんのばあちゃんみたいに、最後まで健康で、皆に迷惑をかけずにって、できるようになるのでしょうね...私は、日ごろから人にお世話になりっぱなしなので、もうちょっと、頑張っていきます!
ステキな日記です。

ちょっぺさんのおばあさまのような女性は、もう日本には数少なくなってきましたね。
本当の意味での芯の強い日本人女性の最後の世代ではないでしょうか。

とても魅力的な女性だったんですね。身近におばあさまのようなロールモデルがいたということは、ちょっぺさんにとって、かけがえの無い宝物ですね。

天国に行かれて、これからは、空の上から、ちょっぺさんを見守ってくれますね。

ご冥福をお祈りします。

ほんとに凄い人だった

M$ちゃん、バランシーンさん

子供の頃は「うるさい人」って思ったこともあったけど、時間がたてば経つほどにばあちゃんの凄さがわかってきました。彼女の真似をするのは並大抵のことではないけれど、お手本にして生きていきたいと思います。
ばあちゃんの生き方は私にとっての家宝かな。
娘にもいつかばあちゃんのこと話して聞かせます。

なんてかっこいいおばあちゃん!!その生き様に拍手です。
私のおばあちゃんはもっと姦しい感じだけれど、戦争も経験して4人子供も育てた大先輩なんだなー、と改めて感じました。
私も自分のおばあちゃんに会いに日本に早く帰りたくなりました。
プロフィール

ちょっぺさん

Author:ちょっぺさん
頑張って、頑張って、麻酔なしで自然分娩で出産。
(5月12日 2007年)
高齢・初出産を終え、育児に奮闘する管理人。

これからなにが待ち受けているのやら。
カナダ在住の主婦(名ばかり)が妊娠、出産、育児そして日々の出来事を気ままに書いていきます。

フリーエリア
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。